|
イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871)
|

|
| ジャンル: | 本
|
| 発送可能時期: | ご確認下さい
|
| 参考価格: | ¥ 1,575 (税込)
|
ご購入前のご注意
|
当ウェブサイトはAmazonウェブサービスにより実現されております。
商品の取引契約および商品に関する情報は全てAmazon.co.jpの取り扱いとなります。
|
|
鉄人旅行家が強靱な知性と感性でバーチャル体験させてくれる、江戸期の日本 外国の、近代的な生活インフラが未整備な地域を、長い期間
自由旅行した経験のある人には、バード女史のものの見方が、
いかにフェアで、理性的で、温かいかが良く分かると思います。
人々の生活ぶりの不潔さや、学のない貧しい農民の無気力な様子を
批判的に描く際の筆致は容赦ないですが、彼女の旅の過酷さを考えたとき、
積み重なっていく疲弊の中で現地社会への公平な視線を維持することが、
どんなに強い意志を必要とするかは、似た環境に身を置いたことの
ある人でないと、理解しにくいかもしれない。
著者はビクトリア朝英国の女性旅行家ですが、完成された近代人。
その知性と感性は、強靱でありながら、市民社会に育まれたまっとうなのもの。
現代に生きる私がタイムトラベルして、江戸期そのままの暮らしぶりが遺る
明治初頭の東北地方を旅しても、見るもの聞くものに、彼女とほとんど
同じような驚きや感動、嫌悪感を感じるに違いない、と思います。
そういう意味で、この本は「バーチャル江戸体験」のためのテキストと
しても、至上の作品だと思います。
前人未踏の内陸旅行には赤裸々な驚きと好悪の反応が満ち溢れていた! 明治十一年(1878年)、新政府の要人=大久保利通が暗殺された直後の五月に、英国人女性旅行家イザベラ・バードが来日した。彼女は日本人従者(兼通訳)を雇い入れ、粕壁?日光?鬼怒川?会津若松?新潟?山形?秋田?青森?函館(蝦夷)という日本縦走の大冒険旅行を敢行する。
ピエール・ロチによる日光参詣に先立つこと七年前。西洋人女性初の日本内陸部走破が成就されたとは驚きだ!七つの海を征服した大英帝国のジョン・ブル魂は女性にも宿るのか?おまけに、3か月超の長旅を終えて帰京したイザベラは、秋には京都?伊勢神宮?大津琵琶湖まで畿内を巡り廻っているのだ。す、凄すぎる…。
騒音と悪臭、無遠慮な視線、蚤と蚊の来襲、大雨による増水に悩まされつつ、簡易ベッド持参の旅上で著者イザベラは故国の妹宛に手紙を認め続ける。手紙ベースの旅行記の全訳が出たお蔭で、百三十年後の日本人たる私が一読者として彼女の大冒険旅行を追体験できて非常に幸運に思える。
幸運といえば、イザベラ自身も幸運に恵まれた。一昔前の幕末期であったら異人嫌いの狂信的なサムライからどんな危難を受けたか判らない。そもそも封建領地内を異国人が自由に旅行できた筈が無い。ご維新による中央集権国家の成立が、彼女の大冒険旅行を実現させる基盤となった。
また、滞在歴の長い英国公使ハリー・パークスやヘボン(ヘプバーン)博士など日本通の先人は、具体的な旅情報に繋がらなくとも、日本とは如何なる伝統国家であり日本人はどんな東洋民族なのか、イザベラにとって貴重な忠告と助言、支援協力を与えた。
鋭い観察眼で日本の印象を綴った記述には、旅行見聞への赤裸々な驚きと好悪の反応に満ちている。侘しい宿屋での食事に閉口しつつも、葬式や結婚式に顔を出したり、いろはガルタに打ち興じる子供たちにお菓子をあげるなど村々で素朴な交流を続ける。とりわけ、蝦夷地に暮らすアイヌ人たちの生活ぶりを目の当たりにしたイザベラの記録は、貴重な文化習俗資料になっている。
縦と横に広がる バードが滞在した場所に、実際自分も住んでいたことがあったり、バードが見た同じ建物を時間を超えて自分も目にしたりしていて、不思議な感覚に陥りながら読みました。当時の不衛生な暮らしぶりや、病気の蔓延状況にバードのげんなりする様子が目に浮かぶようでしたが、蚤が飛びまわる布団とか、バードについてまわるやじうまとか、宿屋でどんちゃん騒ぎする人々の様子には、思わず笑ってしまいました。
紀行文って場所と時間の両方を伝えるものなんだなって、この本を読んで改めて感じました。
客観的な視点で描かれた良書 イザベラ・バードは明治時代の旅行家で、当時はまだ海外に知られていなかった地域を旅行した方です。本書は、ほとんど知られていなかった東北、北海道を旅した時に記した手紙を収録しています。彼女にとって、「未開」だった地を歩むこと自体、すごく勇敢な方だと思います。
文章を読んで好感を持てたのは、先入観を持たず客観的な目線で描かれている点です。そのため、明治時代の日本の様子を抵抗感なく理解することができます。
また、当時の日本人の考えが現在でも生きている部分もあるように感じた箇所もあり感心しました。例えば、知識人層の宗教観は現代の日本人の宗教観(無宗教であることがよいとする考え)に引き継がれていますね。それ以外にも興味を引く部分が多くあるので、おすすめです。
完全版にして、この読みやすさ 普及版を訳した「日本奥地紀行」も面白かったが、
それに比べて、とにかく読みやすい。
「奥地紀行」の何倍ものページ数だが、
苦も無く読み進めることができた。
訳者のセンスが伺える熟慮された訳。
普及版にはない部分として、日本の文化・風俗について
多大なページを割き、詳細な描写をしている。
あらためて、イザベラ・バードという人の
人並み外れた情熱・探究心に乾杯。
|
|
|
イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871)
重ね着のワンピース―1年中着られる (Heart Warming Life Series)
TOEFLテスト基本ボキャブラリー2000語
日本鉄道旅行地図帳 3号 関東1―全線・全駅・全廃線 (3) (新潮「旅」ムック)
Singleがん患者の幸せ探しの旅―My Life Without Me
新TOEICテスト700点突破パーフェクト攻略
西洋美術史から日本が見える (PHP新書)
日本を創った12人 (PHP文庫)
新背景カタログ カラー版〈5〉時代物編―城・武家屋敷・大店街・長屋街・神社仏閣・和船・廻船蔵・日本庭園・農家ほか
コーチングの神様が教える「できる人」の法則
ペットヘルパーお悩み110番
リフォームお悩み110番
ステキファッションお悩み110番
ハッピーウェディングお悩み110番
アンチエイジングお悩み110番
|